前に飼っていた雑種の”ジュン”が今年の3月21日にガンでなくなりました。
悲しみのあまり、仕事も手につかず、何かにつけジュンの事をふと、思い出します。
ようやく、2ヶ月を過ぎたころ高校生の息子が、「おばあちゃんの誕生日に犬をプレゼントしよう」と提案しました。
私は、まだ”ジュン”のことを思い出すと、まだ飼う気になれなかったのですが、年老いた母が楽しみにしていることや、
いろいろなことを考えると、新しい犬を考えてもいいのではないかと思うようになりました。
新しい犬を見るために近くのホームセンターに行って、最近生まれた犬を見せてもらいました。
今日は見るだけと思って行きましたが、子犬を見た瞬間、「この犬はうちの家族に一員になるな。」と思いました。
まだ要領よくたてないらしく、四つんばいに足を広げて、体を支えて尾っぽを振っている様子や、子供たちが抱っこした時には、
嬉しそうに抱っこした手をなめ回している光景を見た時に、ビビビッと来るものがありました。
子犬のほうも小さな体で、「私を飼ってください。」と必死に訴えているように思えました。
ワクチンの注射や、虫下しのために、1週間ほどしてからしか、迎えに行くことは出来ません。
いよいよ、6月24日に新しい犬を迎えに行くことに決まりました。
迎えに行く日に”ジュン”に心の中で言いました。
「これから新しい犬を迎えに行くけど、ジュンのことは決して忘れないよ。ジュンの分まで新しい犬を大事にするからね。」と。
これから十数年、この犬とどんな人生(犬生?)を歩くか楽しみです。